Format:
383p
,
15cm
Original writing title:
老子
Original writing title:
ロウシ
Original writing person/organisation:
老子
ISBN:
9784480095138
,
4480095136
Series Statement:
Chikuma gakugei bunko [Ro-7-1]
Content:
自己研鑽し、知識を増やすことは、かえって人間を不幸にするのではないか-才知がものをいい、相手を出し抜き、騙すことまでもが出世につながる中国戦国時代の中で、老子はそう考えた。そして農村の自然で素朴な生活に人間の幸せな生き方を見出し、「無為自然」の境地にいたる。無為とは不必要なことは行わないという意味で、孔子をはじめ儒家が貴ぶ学問も、自我を肥大化させるだけの不必要なものと批判した。競争社会を強く否定する老子の思想は、生き方に迷う多くの日本人を魅了してきた。己れの無力を知り、自由に生きるための知恵を、碩学・福永光司の名訳と詳細な注釈で読む。
Note:
『世界古典文学全集第17巻』 (筑摩書房 2004年刊) の『老子』部分を文庫化したもの
,
叢書番号はブックジャケットによる
Language:
Japanese
Keywords:
Laozi Dao de jing
Author information:
Laozi
